ゲヴェルツトラミネール

ワインの話でもいかがですか? ワインはテーブルだと教えられました。 4本の足に支えられた天板がワイン。4本の足は「土壌」「気候」「(ぶどう)品種」「造り手」です。「土壌」は地形や地方の個性、「気候」はヴィンテージやお国柄、「品種」は(気候、土壌などと結びついた)果実の個性、「造り手」はぶどう造り&ワイン造りの哲学etc・・・.これらが掛け算のように相乗的に深みを生みだすところがワインをより豊かにする部分です。 その中のひとつ、「品種」はワインを選ぶのにとっても重要なポイントです。随分以前からワインを造っている国々は「生産地主義」により、ボルドーやブルゴーニュといった場所の名前がワインの名前になっているわけですが、地方の名前=ワインの名前になりうる歴史がない、ワインの新興国は「品種主義」をとっていいます(もちろん例外もあります)。 品種主義では「メーカー(造り手)の名前+品種の名前」がワインの名前になります。そう、おらが村のワイン「奥出雲葡萄園 シャルドネ」はいい例でしょうか。 このように「ぶどう品種」はワインを語る上では重要なテーマです。 ワイン好きな方やワイン業界に従事してる方はよくご存じだと思いますが、「ゲヴェルツトラミネール」という品種があります。覚え難い名前ですよね。 ゲヴェルツとはドイツ語で「スパイス」を意味する言葉で、ブドウがもつ香りや味わいの特性に結びつけられますが、それよりも実際には「ライチ、薔薇」の香りが際立っていて、特徴的な白ワインの醸造用ぶどう品種です。それ故、よく「エキゾチックな白ワイン」と評されます。甘口から辛口のワインまであり、フランスはアルザスやドイツにおいての主要品種です。ゲヴェルツトラミネールは白ワインの品種ですが、ぶどうはなんと赤い色をしています!その為、果皮に含まれるアロマはとてもふくよかです。私がアルザスで働いていた時分は、このゲヴェルツを畑でつまんで食べるのが至福の喜びでした(もちろんワインとなって飲むのも)。 あまり、ウンチクばかりだとつまらないですよね(笑)。ぜひ、私と一緒にゲヴェルツトラミネール飲みましょう!

このゲヴェルツトラミネールですが、日本料理は元よりアジアの料理と、とてもよく合います。フランスにある中華料理店にもよくオンリストされています。それに加えて、ワイン単体で飲んでも、「ライチ、薔薇」という私たちにとって、とてもなじみの風味を楽しむことができます。ワインの導入から家庭料理のマリアージュまでをこなせる、この品種のワインを私はしばしばお薦めしました。 ゲヴェルツトラミネールのお陰で、「ワイン好きになった方」、「ワインと言えば赤といっていたのに、白ワインの楽しみを見つけられた方」、「緊張した席を楽しみに変えられた方」とさまざまな物語を見てきました。また、私自身でいえば「仕事上のお付き合いに発展した」ということもありました。もちろん、恩のあるフランス、アルザスではとっても身近なブドウでした。 日本ではあまり知られることの少ない品種ですが、私にとっては感謝しても余りあるブドウです。 なので、仕事の話ブログの中ですが、 「ゲヴェルツよ、ありがとう。これからもよろしくね」

と言いいたいと思います。 ワインを造るぶどう品種のことを、私たちは「セパージュ」と言います。これをいい機会に覚えておいてください。 今日はワインのこぼれ話でした。 お会いした折はワインの話もしましょう。

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