安心して下さい
店が契約している電話会社の既存プランがなくなるということで、昨年の終り頃からいろいろ質問したり、自分なりに調べたりして、結局、提案いただいたプランに変更することになりました。
店と言えば、営業に不可欠なクレジットカード端末やパソコン、警備等々あるので、ぬかりなく準備を進めて、店休日の今日、工事日を迎えました。
これまでの問合せは常に電話なので分かりにくく、それはそれは事細かく聞いたし、あちらも答えてくれていました。 でも、ひとつだけ大切なことを教えてくれていなかったことが配線を組み立てた後に分かってきました。
「今日全部移行できなくても、機器は今まで通り使えますよ」ってこと。
新しい契約の回線にするのには、新しく配線を組み立てたのちに、線を1本抜くだけだったんです(笑) そして、抜かないと今まで通りの経路なんです。
理屈上は両方使えるということをしらなかったんだ…。
クレジット端末はどうなるんですか?警備の回線は?電話は?FAXは? オペレーターの人、きっと思ったでしょう「またかよ、それさっき説明した」
家の通信ならまだしも、業務通信なので神経質になります。今日移行できないと営業に支障がでると思ってるんだから。しかも配線組み立ては自分でやってください(頼むと有料)と言われるものだからクレジット機器の会社にも警備会社にも知合いの電話会社の人にもみんなにスタンバイしてもらいました(笑)。
「安心して下さい」
この言葉が流行る意味もよく分かります。何百、何千の情報が氾濫している昨今、迷い戸惑い情報抽出している時、言ってほしい。 「安心して下さい」 そうか、そうか。自分はどうだろうか?
電話でたくさん問合せを受けます。 具体的なお問合せには金額や料理内容を答えればいいのですが、お客さまがご利用にあたって不安視されていることを次々と質問される場合があります。もちろん軽はずみに何でもOKとは言えないのですが、お客さまは気にかかっている部分を安心したいのですよね。
お問合せの発端にどんな気持ちがあるのか? 電話口の私は笑顔を心がけています。それだけでは足らないんだなぁと感じました。 あの日、必死に問合せた川中さんにこう言ってあげたくなりました。 「川中さん、いろいろご心配お察しします。でも、大丈夫ですよ。お店の営業には支障をきたさないと思われます。工事日以後、1週間程度の期間で周辺機器移行も段階的に対応されてはいかがでしょうか?」 「安心して下さい」(笑)。