数字
数学のテストで成功したのは、高校入試だけだったように記憶しています。
数学は苦手だけど、数字は大好きです。数学は苦手でも数字には強くないといけないと最近痛切に感じます。数字の意味が理解できないのは、アクセルもブレーキも効かない車のハンドルを握ったようなもの。しかし数字自体が強い意思を持っているのではないのですね。「数字自体は何をすべきか教えてくれるものではない。それは行動へのシグナル、思考の引き金にすぎない(ハロルド ジュニーン)」と。
数字を感じ、そこから導き出された主観やリーダーシップ、行動にますます興味がわきます。イメージやヴィジョンに数字が加わると個の想像に輪郭を刻み、思考をより明確に表現します。
先日亡くなられた、船井幸雄さんは人材への事業貢献について、指示して力を発揮するのが「1」、納得して力を発揮するのが「1,6」、参画して力を発揮するのが「1,6²」という船井幸雄の法則を語っておられました。
この何乗というのが、また素晴らしい。「幾何級数的成長」という言葉を聞いたとき、成長には累乗(何乗という数字)成長があ
友よ
親友と言える友は何人いるのだろうか?
良くも悪くも今や数人しかいない親友が2014/2/12に亡くなりました。
追悼したいと思います。 死はいつでもショックであることは違いありません。対面した一人ひとりとのお別れに意味を見出すことで、ショックを価値に変えてきたのだと思います。その経験が死に対する耐性のようになっていくのでしょうか。
友の死に私は何も意味を見いだせずにいます。
意味を見いだせないというのは、「生というエネルギー」により創造されたものが思い出以外に見つけることが出来ないということ。死んだ人間に非常に手厳しい発言と思われるかもしれませんが、そこは旧知の仲。笑って許してくれるはず。
生の意味が見つからないと死は理由もなく、今度は自責の念をかり立てます。
死んだ友の身になって思考を始めますが、居なくなった事実は友を思いながら実は自分の思いという真実を突き付けてきます。
そう。彼が生エネルギーで創造したものが無いといっているのも、所詮、私が彼の許しを得ずに勝手に思っていることに他なりません。
ゴメ
ゲヴェルツトラミネール
ワインの話でもいかがですか?
ワインはテーブルだと教えられました。
4本の足に支えられた天板がワイン。4本の足は「土壌」「気候」「(ぶどう)品種」「造り手」です。「土壌」は地形や地方の個性、「気候」はヴィンテージやお国柄、「品種」は(気候、土壌などと結びついた)果実の個性、「造り手」はぶどう造り&ワイン造りの哲学etc・・・.これらが掛け算のように相乗的に深みを生みだすところがワインをより豊かにする部分です。
その中のひとつ、「品種」はワインを選ぶのにとっても重要なポイントです。随分以前からワインを造っている国々は「生産地主義」により、ボルドーやブルゴーニュといった場所の名前がワインの名前になっているわけですが、地方の名前=ワインの名前になりうる歴史がない、ワインの新興国は「品種主義」をとっていいます(もちろん例外もあります)。
品種主義では「メーカー(造り手)の名前+品種の名前」がワインの名前になります。そう、おらが村のワイン「奥出雲葡萄園 シャルドネ」はいい例でしょうか。
このように「ぶどう品種」はワインを語る上では