貧乏神
春、志新たなスタートの姿が私たちを励まします。
大きなランドセル
ぶかぶかの制服
真っ白なスニーカー
シワのないスーツ
川中實
本当は毎日がフレッシュならいいですのに。モノ、コト、さまざまなフレッシュが自分をコントロールしているうちはいいのですが、全てが体にフィットしだした頃に素の自分が出てきます。
さあ、貧乏神の出番です。
貧乏神は嫌われ者のようですが、本当は大人気です。なぜなら貧乏神と一緒にいると居心地がいい。
無いことを嘆き、全てに迷い、不平不満に管を巻く。貧乏神がそうだ!そうだ!と賛同してくれる。自分の不遇を思えば思うほど、実は自分がそれを認めてしまっているのに、うっひっひ。
今度は貧乏神が友を呼び、お互いの傷(貧乏)をなめ合う。そんなことしていても何も変わらない現実に気付いた頃に貧乏神がほほ笑みだす。そうしておけば貧乏神を脅かす存在がなくなるから。
「覚悟」という心の石像に立ち戻り、しっかり目をつぶりその石像を撫で倒す。会うべき神はそこにいると思います。桜の花の如く、フレッシュさは咲き
あなたは何のために生きていますか?
「あなたは何のために生きていますか?」
三男坊の私は質問に対して常に相手が望んでいる答えを答えるという世渡り特殊能力(=生きる力)を持ち合わせています。
でも上の質問には答えられなく、試しに部下と妻に同じ質問してみました。参考にしてやろうと思いましたがこれといったものがなく、答えがみえるまで寝れませんでした。
母親が私を命がけで産んでくれ、色々はありますが、以降毎日楽しく生かされ、生きています。
人間なので私も考え込むこともありますが、朝がくれば元気になっています。
そもそも上記の質問の答えは生きる指針となるありがたいものではありますが、それがないと生きれないものじゃないというところまでは行きつきました。 「あなたは何のために生きていますか?」 そう、この質問の答えが必要な方は大いに時間を使って考えてください。見つけたら素晴らしいですね。
「私にはこの質問はそもそも該当しない」が朝方みつけた私の答えでした。
情報化社会の中、問答の質も変わっていくのですね。
「はい いいえ 分かりません」の他に「その質