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Le nez du VINより

Le nez du VIN(ワインの香り)より

今もなお、東日本大震災による被災の影響を受けておられる皆様に、心よりお見舞い申し上げます。 この1週間は震災に関する「風景」映像が多かったため、私の心の「風景」とも言える写真を探していたら、見つからず、ワイン畑でいきいきする青年の写真がでてきました。 私です。 ワインとブドウ畑は、人生のいろいろを教えてくれました。過大表現ではなく、本当に。 ワインに詳しくなり、テイスティング能力を磨き、更なる深みへと探求を進めることに一生懸命だったころの写真でしょうか。 目の前のことに必死な時は何に魅せられているか分からないままでしたが、ある時、 「ワインとの出会いは人との出会いと一緒」 と気付き、とても豊かになれました。 さまざまな環境で育ったブドウはワインとなり、外観(見た目)でそのワインと成りを出会った私たちに印象づけます。人の雰囲気にも似た香りという特徴により、そのワインの個性にずっと迫っていくことができます。そして、口にいれて、ワインの構成、バランスなど、より特徴的なものを解釈に加え楽しみます。これは、人の場合、会話を通して互いをより知り合うことと似ているかもしもませんね。 そう、まさにワインは人との出会いと一緒です。 以前のブログにも書きましたが、ワインは4つの足から成り立ったテーブルと教えられました。 気候(環境)、土壌(食べてきたもの)、品種(自身の特性)、造り手の哲学(親の価値観)。人もワインも一緒ですね(笑)。我々の場合、環境と、土壌は今からでも変えることができますね。 そして、ワインの最大の魅力に「熟成」があります。 この素晴らしいワインというものが、今の自分の価値の中心にあることに感謝。ワインに頂いた恩を全力で返していこうと、あの時の自分をみて思いました。 自分にちょっと熟成感がでてきたことにも、ついでに感謝(笑)。

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